信州とその周辺 山と雪と温泉

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里山・藪山から日本アルプスまで。長野市住人による信州とその周辺を中心とした登山と温泉・ゲレンデスキーなどの記録。
Updated: 1 day 20 hours ago

[北八ヶ岳]東天狗岳…白駒池から(小海町/茅野市)

Mon, 07/21/2025 - 13:00
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中山展望台から北アルプスと蓼科山を望む。

白駒池入口駐車場621-700高見石小屋-753中山展望台757-812中山峠-859天狗岳分岐903-917東天狗岳946-958天狗岳分岐-1035中山峠1040-1110中山展望台-1204高見石小屋1209-1235白駒池1239-1250白駒池入口駐車場

三連休最終日、多少は標高のある山に登りたいと思い、勝手のわかった天狗岳へ。どこの山も人が多いだろうと考えて、キャパの大きい白駒池入口の駐車場に車をとめることを考えた。白駒池から、高見石・中山経由で往復したが、さすがに多くの登山者で賑わっていた。

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(左)白駒池周辺の苔の森。(右)中山展望台への急登。

北八ツらしい苔と針葉樹の森。中山への岩がゴロゴロした登りでは汗が噴き出す。中山展望台は過去に訪れたときはいつも天気が悪かったけれど(北八ツは比較的天気が悪そうなときに訪れることが多い)、この時間はすっきりと北アルプスなど展望が楽しめた。それが一番の収穫だったかもしれない。

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(左)中山展望台。(右)中山展望台から穂高連峰・槍ヶ岳を望む。

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(左)中山展望台から中ア・御嶽・乗鞍。(右)東西の天狗岳を望みながら登る。

しかし、中山峠付近まで行って見上げると天狗岳には雲がかかってきた。東天狗山頂に到着するとそれなりの展望があったけれど、遠景はかなり雲に覆われてしまった。南と東はほぼ視界がない。八ヶ岳南部から北アルプス、蓼科山あたりまでは雲がないけれど、この時間は稜線を雲に隠してしまった山も多い。

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(左)東天狗岳山頂。(右)八ヶ岳南部は雲に隠れ気味。

それなりの時間で歩けたはずだが、何となくすっきりしない。何度も歩いた道だけれど、「こんなに勾配が急だったかな」と体力のなさを感じたり。それとも熱中症気味なのか。完治していない肩の負傷もだましながらの登山。午後から天気が崩れるという予報だったので、西天狗への往復や、高見石の岩山も今日は省略してしまった。

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(左)東天狗岳から西天狗岳と北アルプス方面。(右)白駒池。

[参考]白駒池入口駐車場:600円
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[志賀高原]岩菅山~裏岩菅山(山ノ内町)

Sun, 07/13/2025 - 12:00
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コバイケイソウが点在する裏岩菅山への道。

聖平登山口630-640小三郎小屋跡643-702アライタ沢出合-742中間点-817ノッキリ821-853岩菅山859-944裏岩菅山959-1039岩菅山1107-1131ノッキリ1135-1155中間点-1229アライタ沢出合1234-1253小三郎小屋跡-1301聖平登山口

積雪期には今年の4月に登っているけれど、夏の岩菅山にはこの数年登っていない。あまり遠出をする気にもならず、志賀高原の涼しげな雰囲気にひかれて岩菅山へ。聖平登山口の駐車スペースに車をとめる。10台ほどとまっていて、私のあと間もなくで満車だったが、あとはいくらでも路駐できる。

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(左)アライタ沢出合。(右)ノッキリを過ぎ、岩菅山への登り。

登山口からひと登りで、上条セギに沿う平坦路となる。アライタ沢出合からは一変して階段状の急登。下界の猛暑に比べれば気温は低く木陰は涼やかだが、登っていると汗が噴き出すのは仕方ない。中間点の先からは左手に岩菅山が見えてくるけれど、ノッキリまでは変化のない針葉樹林帯の登りに終始するのが苦しいところ。

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(左)道脇にウラジオヨウラク。(右)岩菅山山頂。

岩菅山への登りは、こんなに岩がちだったかなと記憶は曖昧。岩菅山に登り着き、裏岩菅山まで足をのばす。日差しは厳しいけれど、稜線を渡る風は爽やか。多少の登り下りはあるものの、稜線歩きは気持ちよい。道脇を彩るのはもっぱらハクサンボウフウ。ウラジロヨウラク、クルマユリ、コバイケイソウなどもぽつりぽつりと咲いていた。

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(左)裏岩菅山へ進むとクルマユリ。(右)裏岩菅山への道から岩菅山を振り返る。

残念ながら、雲が多くて遠くの山並をはっきり望むことはできなかった。裏岩菅山までで折り返し、岩菅山で小休止の後、往路を下山した。すれ違った登山者は25人ほど。下山してもあまりすっきりしなかったのは、2ヶ月前に負傷した肩の調子がいまひとつだからなのか、体力が落ちているのか、暑くて半ば熱中症のようになっているのか……。山ノ内大勝軒で下山メシを食べて帰途についた。

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(左)裏岩菅山山頂。(右)裏岩菅山から烏帽子岳方面の縦走路を望む。
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湯ノ丸山~烏帽子岳(東御市)……レンゲツツジが終わっても

Mon, 07/07/2025 - 13:00
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ハクサンシャクナゲ咲く湯ノ丸山への登り。

地蔵峠(烏帽子岳登山口)640-701中分岐-708鐘分岐-740湯ノ丸山744-809小梨平分岐(鞍部)-847小烏帽子岳-858烏帽子岳917-940小烏帽子岳934-959小梨平分岐1003-1027中分岐-1040臼窪湿原分岐1044-1054地蔵峠

勝手のわかった湯ノ丸方面へ。地蔵峠から湯ノ丸山、鞍部を経て烏帽子岳まで歩く。猛暑の予報なので、早い時間に登り終えるようにしたい。地蔵峠の広い駐車場に車をとめて、湯ノ丸山へ登りはじめても、周囲は霧に覆われて周囲の展望はない。

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(左)湯ノ丸山山頂直下。(右)小梨平分岐付近のヤマオダマキ。

レンゲツツジの季節が終わり、展望もなければ何の楽しみもないかな……と思ったけれど、いろいろな花を楽しむことができた。湯ノ丸山への登りは、ハクサンシャクナゲがたくさん咲き、天候の悪さを補って余りある感じ。小梨平分岐の鞍部を経て烏帽子岳の稜線へ登りはじめると、こちらでも道沿いに多くの花が見られた。ハクサンチドリ・ヤマオダマキ・コキンレイカ・シモツケ…など。

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(左)小烏帽子岳手前のコマクサ。(右)烏帽子岳の手前にはウスユキソウ。

稜線に出て小烏帽子岳までの道沿いにはロープで保護され、コマクサが見られた。烏帽子岳の山頂に着くころには湯ノ丸山など近景の山並程度は見渡せる天候になった。平日なのに、20人ほどの登山者とすれ違った。1ヶ月ほど前に負った右肩の負傷がまだ完治していないので、今回もリハビリ的な簡単な登山。重い荷を長い時間担ぐのはまだ難しいかな…

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(左)烏帽子岳の山頂。(右)少し天気は回復した。下山時、小烏帽子岳付近から烏帽子岳を振り返る。
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[霧ヶ峰]霧ヶ峰IC~南の耳~八島湿原 (諏訪市)……まだリハビリ中

Sun, 06/29/2025 - 13:00
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八島湿原のコバイケイソウ。

霧ヶ峰インターチェンジバス停1014-1057車山肩-1112車山乗越-1148南の耳1202-1213北の耳-1235ゼブラ山1249-1306蝶々深山分岐-1341八島湿原バス停

足腰には問題ないけれど、やはり重い荷をかついで長い時間歩くと、先日負傷した肩に痺れが起こる。それを考えて、無理のない山へ。半ば観光地のような場所ではあるけれど、勝手の分かった霧ヶ峰へ。今回は公共交通使用で。

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(左)車山肩へ向かう道沿いのコバイケイソウ。(右)蝶々深山を望む。

上諏訪駅で下車し車山高原に向かうバスに乗ろうとしたら、中国人観光客で混雑して座れなかった。霧ヶ峰ICバス停で下車。ここから、車山肩、車山乗越、南の耳、北の耳、ゼブラ山へと歩き八島湿原へ下った。何の工夫もないコース設定だけれど、この体調なので仕方ない。レンゲツツジが終わり、ニッコウキスゲはこれからという端境期の感じ。

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(左)樺の丘付近から蓼科山を望む。(右)南の耳・北の耳へと続く道。

車山肩へ登る途中からコバイケイソウがたくさん咲いているのが見られて嬉しくなった。その先、車山肩付近のニッコウキスゲは少し咲いていたけれど、これからといったところか。木道をたどって車山乗越の先からは、咲き残りのレンゲツツジ越しに蓼科山や八ヶ岳を展望。南の耳で周囲の展望を楽しみながら小休止。北アルプスなど遠くの山は霞んでいる。

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(左)南の耳。八ヶ岳と車山を望む。(右)八島湿原を見おろす。

北の耳、ゼブラ山と歩いて、最後は八島湿原で花を楽しんだ。ニッコウキスゲもそれなりに咲いていたし、コバイケイソウ、イブキトラノオなどが見られた。稜線上は涼やかな風が吹いてさほど暑さを感じなかったが、八島湿原に下ると暑くなった。それでも晴天の中、花を楽しみながら歩くことができた。八島湿原からバスで上諏訪駅に出て帰途についた。

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(左)八島湿原のイブキトラノオ。(右)ニッコウキスゲ。

<アクセス>
往路:上諏訪駅935~1011霧ヶ峰インターチェンジ(アルピコバス:1,500円)
復路:八島湿原1408~1450上諏訪駅(アルピコバス:1,500円)
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角間山 …リハビリ登山(群馬県嬬恋村)

Sun, 06/22/2025 - 13:00
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レンゲツツジ咲く道から角間山を望む。

登山口(旧鹿沢スキー場下)652-708鹿沢スキー場跡交差(あずまや)-737九十番観音分岐-748角間峠751-819角間山834-852角間峠853-903九十番観音分岐-829登山口

先日、不注意で右肩を負傷してしまった。その右肩はまだ万全ではなく、右肩から右腕にかけて軽い痛みや痺れが残っている。けれど足腰には問題ないので、リハビリがてら軽い山歩きに出かけた。肩に負担をかけられないので、荷はごく軽くして、短時間で。このくらいの山なら何も問題ないけれど、もうしばらくはリハビリかな……。

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(左)旧鹿沢スキー場のあずまや。(右)角間峠からの登りで振り返ると湯ノ丸山。

レンゲツツジの季節なので、混み合う湯ノ丸近辺を少しはずして角間山へ。昔の鹿沢スキー場の下の県道路側の駐車スペースに車をとめ、スキー場跡を登って行く。かつてスキー場の食堂があった、あずまやのある平地から先はレンゲツツジが点在。角間峠から大きく折り返しながら登って角間山へ。

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(左)角間山山頂。後方は湯ノ丸山・烏帽子岳。(右)遠く富士山が見えた。

猛暑の予報が出ていたが、風もあり時間も早かったためか、爽やかで気持ちよかった。レンゲツツジや白樺の木々を眺めながら、初夏の高原の雰囲気を楽しむことができた。山頂からは富士山や、やや霞んでいたが後立山連峰を展望。途中、すれ違った登山者は12人。さほど登山者が多くないのもよかった。

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(左)角間山から後立山連峰を望む。(右)北には四阿山を望む。
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