めたぼクマさんのテクテク山登り

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メタボ解消の為に始めた山登り。未だにメタボは改善されませんが、いつのまにかどっぷりハマっています。 歩くペースはヨタヨタですが、写真を撮りながらのんびり山登りを楽しんでいます。
Updated: 1 day 21 hours ago

尾瀬(群馬県、福島県、新潟県)2025/7/23〜24

Sat, 08/02/2025 - 12:29
今年も尾瀬に泊まりに行ってきました。
天候に惑わされて時期を逃した感がありますが、ニッコウキスゲを楽しみに出発しました。

出だしから予定していたバスが、今年から廃止になっていたのも知らずに予定が狂いましたが、気を取り直して尾瀬を楽しんで歩いてきました。

歩行距離:24.1km
累積標高差:612m

当初、戸倉の駐車場へ停め、8:43分の大清水行きのバスで尾瀬に入る予定も、なんとそのバスは今年から廃止とのこと💦仕方なく大清水まで移動し、明日下山後戸倉から大清水へ戻る事にしました。
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乗り合いタクシーが丁度あったので、一ノ瀬休憩所まで楽ちん移動。一ノ瀬休憩所は建物が崩れかけで営業休止でした💦
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天気予報は2日間とも曇り。ゆっくりスタートです。
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冬路沢橋を渡ると本格的な登山道になります。
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標高を上げていくと視界が開けました。この登山道は群馬県片品村と福島県檜枝岐村を繋ぐ沼田街道です。
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峠付近になると傾斜が緩くなります。
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三平峠付近には目玉おやじが沢山こちらを見ています(笑)
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本日、一番標高の高い三平峠へ到着。ハイカーが沢山休憩をしています。
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三平峠から尾瀬沼への下りは木道の傷みがひどく大変危険な悪路でした。
昨年YouTuberの尾瀬歩荷のま〜くんの呼びかけのクラウドファンディングにより修復された木道。
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木道は材料、搬入撤去をヘリで空輸したり、作業員が現場まで通ったりで莫大な費用がかかります。
100mの木道を改修するのに1,000 万円かかるそうです。
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三平下の尾瀬沼山荘に到着。今年から経営者が代わったそうです。
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山荘前にはヒオウギアヤメ。
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三平下から大江湿原へ向かう途中にはバイケイソウが沢山咲いていました。
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バイケイソウは葉っぱはよく見かけるのですが、花はほとんど見た事はないし、尾瀬で見るのは初めてです。
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ミズバショウは巨大なレタスに。可憐なイメージはありません😅
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オオウバユリは来週開花かな❓️
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尾瀬沼と燧ヶ岳。天気もまずまずです♬
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30分ほどで長蔵小屋に到着。
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小屋の前にはウラジロヨウラク。
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ヤマオダマキ。
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ヒメサユリは最後の2輪。
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長蔵小屋の談話室でくつろぐクマ五郎。
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長蔵小屋越しに燧ヶ岳。天気予報は曇りも、なんとなく良い天気。
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エンレイソウの花は実になっていました。
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ゴゼンタチバナ。
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今回の尾瀬はネジバナを多く見かけました。
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オタカラコウもチラホラ。
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大江湿原のニッコウキスゲは悲惨な状況😭
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見ごろが早いとか遅いとかではなく、株が激減しています😭
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こんなさみしい大江湿原は初めてです💦
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一番咲いている所でこの状況です💦
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沼尻への分岐地点はこの有様です。
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2019年の同じ場所での撮影。株の数が全然違いますよね。
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淋しい大江湿原と3本カラマツ。
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コオニユリ。
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ミヤマシシウド。
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沼尻に近づくと、キンコウカが沢山咲いていました。
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尾瀬でニッコウキスゲの次の主役になる花ですね😄
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マイサギソウ。
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サワラン。
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沼尻の休憩所。奥にトイレもあります。ここでランチタイム♬
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沼尻からの尾瀬沼。
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ここから見晴まで1 時間半。いつもはほとんど人は歩いていないのですが、この日は多くの人が見晴へ向かっていました。
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白砂峠前は岩の急登。燧ヶ岳らしい岩登り💦
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沼尻から20分ほどで白砂峠へ到着。ここからは見晴まで沼尻川沿いに下りになります。花も咲いていない退屈な登山道。
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雷が鳴り始めると見晴に到着。
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本日は燧小屋へ宿泊。部屋から尾瀬の夕焼け。雷雨の後の美しい景色。
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燧小屋の夕食。尾瀬小屋や弥四郎小屋のような派手さはありませんが、品数の多い美味しいご飯でした。
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翌朝の散歩。楽しみにしていたのにガスでガッカリ😭燧ヶ岳がぼんやり(笑)
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燧小屋の朝食。夕食同様品数が多く美味しいご飯でした。
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朝食の後すぐに出発。弥四郎小屋前でコーヒータイム♬
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見晴にはクガイソウ。
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ミズチドリ。
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見晴近辺にはキンコウカが沢山。
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見ごろです😃
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天気は良いけど朝のガスがまだ残っています。
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景鶴山。こちらは新潟県魚沼市。
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東電尾瀬橋を渡っています。下は流れの早いヨッピ川。ここを鹿の親子が渡渉しているのを見てびっくり😳
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カキランも見ごろだねぇ。
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昼から雨予報も朝は良い天気♥️
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オトギリソウ。朝は気持ち良いね〜
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コバギボウシ。
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ネジバナも沢山♬
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東電小屋前からの至仏山。
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三百名山の景鶴山。
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オオマルバノホロシ(オゼナス)。ナスの仲間ですが、毒があるので食べれません。
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ヨッピ吊橋。
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ナガバノモウセンゴケ。食虫植物。
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お気に入りのスポットから逆さ燧ヶ岳。キンコウカも咲いています。
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この辺りのキンコウカも綺麗😃
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ヒツジグサもツボミは沢山ありました。
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尾瀬ヶ原のニッコウキスゲは終盤でしたが、尾瀬沼よりかなり見ごたえがありました。
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夏のビタミンを感じるニッコウキスゲ。
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カキランも沢山咲いていました。
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ピンクの朱鷺が羽を広げたようなトキソウ。
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歩荷の五十嵐さん。今年から歩荷のリーダーに。
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天気は快晴で景色も最高♬今日、至仏山に登っている人は最高だね😄
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五十嵐さんに続いて歩荷YouTuberのま〜くん。尾瀬に来る度にお会いできて嬉しい😆
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山ノ鼻手前にはトモエソウ。
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最後にタクシー乗場から武尊山。あ〜尾瀬は今回も楽しかった😃
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何度も尾瀬に来ていますが、今回も楽しいハイクになりました😄
天気も当初より好転して恵まれた山行となりました。
尾瀬の夜は涼しくて窓を閉めないと寒いくらいでしたが、日中はかなり暑く水分は相当必要となりました。
毎年尾瀬に来ていると年々変化する自然環境を感じ、次世代に繋ぐ尾瀬も考えていないと思いました。

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入笠山(長野県)2025/6/20

Wed, 07/16/2025 - 23:02
ご無沙汰しています。
最近は近場の山にはよく登っているのですが、中々遠出ができていません。

その理由は実はたまった写真データのバックアップにあります。
皆さんは写真や動画のバックアップはどのような手法でされていますか❓️
私は今まではGoogleフォトでバックアップをしていたのですが、これがデータが増えていくと課金しないと収まりきれなくなってきました💦

そこでAmazonプライムに入れば、Amazonフォトで無制限にバックアップできることを知り変更する事にしました。
そのデータ移行に時間がかかり、ブログの更新ができませんでした。

ようやくデータの移行が終了したので、遅くなりましたが6 月に登った入笠山の投稿をさせていただきます🙏


今回も沢入登山口から登りましたので、コース紹介は省略させていただいて、花や景色中心となります。
コース概略はこちらで
入笠山
登山道に入るといきなりヤマオダマキ。
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フタリシズカもまだ咲いていました♬
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つづいてササバギンラン。数は少ないですが、この時期入笠山には必ず咲いています。
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1時間ほどで入笠湿原に到着。
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ゴンドラ始発前なのでほとんど人はいません😄
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最初はゴンドラ駅方面に湿原を登っていきます。
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日本スズランの群生地に入りました😄
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ドイツスズランが終了すると日本スズランが最盛期をむかえます♬
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スズランに混じってアマドコロ。
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スズラン同様下向きに咲くので、撮影がむずい💦
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ササバギンランも咲いていました。
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すると一か所だけベニバナイチヤクソウ。
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ゴンドラ駅まできました。前方は八ヶ岳がドーン❗️
ドイツスズランは終了でした。
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右手には甲斐駒ヶ岳♥️
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富士山はうっすら💦
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蓼科山。
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すると早くもニッコウキスゲ♬
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このオレンジっぽい黄色に夏を感じますね〜(笑)
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ドイツスズラン畑の横に珍しい花が咲くゾーンがあります。ズダヤクシュ。
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珍しいイチヨウラン。
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カモメランも珍しい。
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マイヅルソウも沢山咲いていました。
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タケシマランはまだツボミでした。
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ズダヤクシュ。ズダは喘息の方言。喘息の薬なのでズダヤクシュ。
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エンレイソウは果実になり始めています。
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ヤグルマソウはまだ葉っぱ。
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サラサドウダン、ツツジ科です。
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一通り撮影が終わり入笠山山頂を目指します。途中の保護地区にホテイアツモリソウ。絶滅危惧種なので厳重に保護されています。
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再び入笠湿原に戻りました。
入笠山はこの湿原を歩くのが大好きです。
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緑に心が癒されます♬
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人もいないし、静かな山歩きができます。
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クリンソウが咲いています。
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山彦荘の前にはキバナノアツモリソウが咲いていました。
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こんなに近くで見れるなんて、初めて知りました。
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さらになんとホテイアツモリソウまで咲いています。
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山彦荘を後にして山頂へ向かいます。お花畑手前にはクリンソウの群生地があります。
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今年も沢山咲いています😃
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さらに進んでいくと、お花畑はスズランが見ごろでした。
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入笠湿原とくらべて、登山道から直接撮影できるので助かります。
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入笠山はやっぱりスズランですよね😃
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ツマトリソウもチラホラ咲いています。
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お花畑から30分ほどで山頂へ到着。
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山頂からは大パノラマが広がります。中央アルプスの木曽駒ヶ岳、宝剣岳。
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同じく百名山の空木岳。
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南アルプスの女王、仙丈ヶ岳。
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南アルプスの鋸岳。
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甲斐駒ヶ岳。
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北アルプスの穂高岳、槍ヶ岳と大キレット。
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乗鞍岳。
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八ヶ岳と麓の富士見町。この時間になると多くの登山者や遠足で山頂は大賑わいでした(笑)
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入笠山は長野県の富士見町にあります。富士見町といえば、昨年7月27日にK2で亡くなった世界的にも唯一無二の登山家、平出和也さんの生まれ故郷です。

平出さんはパートナーの中島健郎さんと2人で数々のヒマラヤの未踏ルートを制覇し、登山界で最も名誉あるピオレドール賞を中島さんと共に多く受賞しています。

お二人共に小さなお子様と奥様と家族を抱え、幸せにすごしていました。 
人柄は気さくで、常に低姿勢で、けっしておごることなく、多くの人から愛される存在でした。

またカメラマンとしても優れていて、多くのご自身の素晴らしい映像を残されています。
またテレビでは中島さんがイッテQのイモトの登山の同行撮影を担当したり、平出さんが田中陽希さんのグレートトラバースの同行撮影を担当されていました。

先日NHKのドキュメンタリーで、お二人の最後になったK2 へのアタックの映像が放送されました。

自分のイメージでは若い中島さんが先頭で勇敢にドンドンアタックし、平出さんが後方から冷静にルート、状況判断をするというスタイルだと思っていました。実際そんな感じで登られていたと思います。

ただ、K2へ向かう直前の日本での中島さんのインタビューで、『なんでこんなに怖い思いをしてまで登らなければならないんだ』『自分には大切な家族がいる』『それでも登りたいんだ』と涙ながらにこたえていたのが、見てて辛くなる思いでいっぱいでした。

また残された中島さんの奥様も登山がお好きなようですが、まだ気持ちの整理がつかないので山には行けないと語っていました。
でもいつかは山登りに行き、中島さんに会いに行きたいと涙ながらに語っていました。

昨年のピオレドール賞も平出和也さんと中島健郎さんが受賞しましたが、受賞式にはK2で眠る本人達のかわりにご家族が受賞され、多くの人にその功績をたたえられていました。

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